
こんにちは!こっちーです。
今回は、今月の値上がり率ランキング(2021.6月期)について話したいと思います。
目次
2021.6月の値上がり率ランキング上位30銘柄
順位 | 証券コード | 銘柄名 | 市場 | 業種 | 値上がり率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 6693 | 大黒屋HD | 東証二部 | 小売業 | 86.0% |
2 | 2370 | メディネット | マザーズ | サービス | 77.8% |
3 | 6614 | シキノハイテック | JASDAQ | 電気機器 | 67.1% |
4 | 2158 | FRONTEO | マザーズ | サービス | 63.6% |
5 | 6618 | 大泉製作所 | マザーズ | 電気機器 | 62.9% |
6 | 7777 | スリー・ディー・マトリックス | JASDAQ | 精密機器 | 60.9% |
7 | 4124 | 大阪油化工業 | JASDAQ | 化学 | 60.5% |
8 | 3923 | ラクス | 東証一部 | 通信 | 58.4% |
9 | 7805 | プリントネット | JASDAQ | その他製品 | 58.2% |
10 | 9318 | アジア開発キャピタル | 東証二部 | 証券・商品 | 57.1% |
11 | 7095 | Macbee Planet | マザーズ | サービス | 57.0% |
12 | 6616 | TOREX | 東証一部 | 電気機器 | 52.9% |
13 | 6538 | キャリアインデックス | 東証一部 | サービス | 52.5% |
14 | 4523 | エーザイ | 東証一部 | 医薬品 | 52.0% |
15 | 6966 | 三井ハイテック | 東証一部 | 電気機器 | 52.0% |
16 | 8114 | デサント | 東証一部 | 繊維製品 | 49.6% |
17 | 4584 | キッズウェル・バイオ | マザーズ | 医薬品 | 49.5% |
18 | 6768 | タムラ製作所 | 東証一部 | 電気機器 | 49.0% |
19 | 8040 | 東京ソワール | 東証二部 | 繊維製品 | 47.3% |
20 | 4446 | Link-U | 東証一部 | 通信 | 46.6% |
21 | 6772 | 東京コスモス電機 | 東証二部 | 電気機器 | 46.3% |
22 | 4026 | 神島化学工業 | 東証二部 | ガラス・土石 | 45.8% |
23 | 7033 | MSOL | 東証一部 | サービス | 45.2% |
24 | 9517 | イーレックス | 東証一部 | 電力・ガス | 45.2% |
25 | 4880 | セルソース | マザーズ | 医薬品 | 44.4% |
26 | 5759 | 日本電解 | マザーズ | 非鉄金属 | 44.4% |
27 | 7760 | IMV | JASDAQ | 精密機器 | 44.2% |
28 | 3772 | ウェルス・マネジメント | 東証二部 | 不動産 | 43.8% |
29 | 7959 | オリバー | 東証一部 | その他製品 | 42.8% |
30 | 6521 | オキサイド | マザーズ | 電気機器 | 42.7% |
※このランキングは期間内安値と月末の株価を比較したときの値幅の大きさで順位付けしています。
6月は1ヶ月間で、2倍以上に値上がりした銘柄が0銘でした(つд⊂)
地合いはヨコヨコという感じであったが、6月のIPOは悲惨な状況でした。
そんな中で一部の半導体関連銘柄や材料が出た銘柄等は大きく値を伸ばしていましたね(o^^o)♪
それではこの後は、上位30銘柄の中で、個人的に気になる3銘柄をご紹介します!
第3位 6614 シキノハイテック
■四季報情報
【URL】https://www.shikino.co.jp/
【決算】3月
【設立】1975.1
【上場】2021.3
【特色】自動車用半導体向け耐久テスト、ビューカメラなどを扱う。半導体設計はアナログに強み
■値上がり要因等
・時価総額154億円
・直近IPO銘柄であり、半導体装置関連銘柄として資金流入か。
■日足チャート

何か大きな材料が出た訳ではないのですが、今年に入ってから半導体不足が世界中の問題となり、そこから半導体セクター全体に資金が入り続けています。
そんな中でも直近IPOということもあり上値も軽い同社が買われたのだと思われます。
PERは高めであるため、次の決算持越しは注意が必要かもしれません。
第4位 2158 FRONTEO
■四季報情報
【URL】https://www.fronteo.com/
【決算】3月
【設立】2003.8
【上場】2007.6
【特色】米国の訴訟証拠開示支援が柱。自然言語解析AIを核に医療システムや企業向け分析へ転換中
■値上がり要因等
・時価総額487億円
・サプライチェーン分析ソリューション提供開始
・AI 医療機器における秘密計算技術の導入に向け新規セキュリティシステムの開発を開始
・株主支配ネットワーク解析ソリューション提供開始
・創薬支援 AI「Cascade Eye」について日本での特許査定を取得
・KoreaとKITRI、次世代のセキュリティ人材育成と技術協力を目的とした業務協定を締結
・KIBITを活用した営業通話解析、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券での採用が決定
・「会話型 認知症診断支援 AI プログラム」のグローバルライセンスに関する契約を慶應義塾と締結
・サイバージムジャパンとサイバー攻撃・サイバー犯罪に立ち向かうソリューションの提供に関し、業務提携を締結
■日足チャート

この銘柄はとにかくIRを出しますw
私が見る限り1番出しているのではないかと思います。
好材料が出ると新興銘柄は上がる傾向にありますが、私が監視を開始していた当初は株価も800円前後で、その時点でも割高感がある印象であり、多数出るIRにも株価が無反応ということもありスルーしていました。
そしたら6月になってからあっという間に暴騰していました。完全に逃してしまった形です。
あとはこれらの材料が増収増益に繋がれば更なる上値も狙えるかもしれませんね!
ちなみに日経新聞に記載されていたニュースを記載しておきますね!
■日米で中古車高騰 コロナで需要増、半導体不足が拍車
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2735Y0X20C21A4000000/
第5位 6618 大泉製作所
■四季報情報
【URL】https://www.ohizumi-mfg.jp/
【決算】3月
【設立】1944.3
【上場】2012.6
【特色】サーミスタ利用の温度センサー主力。車載、空調向けが両輪、2次電池用も。デンソーが主顧客
■値上がり要因等
・時価総額89.3億円
・株式会社フェローテックホールディングスとの資本業務提携契約締結による思惑上げか。
■日足チャート

同社のフェローテックに対する売出価格が1株当たり1,300円ということもあり、一旦それを目指して値上がりしているような印象です。
またフェローテックの販売、マーケティング力を活かして中国市場での拡販の思惑もあるのでしょう。
6月に入り出来高を伴った急騰を続けているので、何か材料が控えているのでしょうか、気になるところです!
おわりに
6月は、僕としては中期保有銘柄が大外れしたものの、1銘柄で大きく利確できたので、大幅プラスな1か月でした(✿˘艸˘✿)
特定の需給の良い銘柄を選べば利益は十分出たでしょうが、多くの銘柄はなかなか利益を出すのが難しい印象でした。
7月は下旬に東京五輪の開催が控えているので、今までとは異なる相場全体の値動きを期待したいですね٩(ˊᗜˋ*)و