
こんにちは!こっちーです。
今回は今週の値上がり率ランキング(2021.8.30~9.3)について話したいと思います。
今週の値上がり率ランキング上位10銘柄
順位 | 証券コード | 銘柄名 | 市場 | 業種 | 値上がり率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8103 | 明和産業 | 東証1部 | 卸売業 | 124.70% |
2 | 3936 | グローバルウェイ | マザーズ | 通信 | 95.40% |
3 | 6335 | 東京機械製作所 | 東証1部 | 機械 | 69.90% |
4 | 6898 | トミタ電機 | JASDAQ | 電気機器 | 52.70% |
5 | 3807 | フィスコ | JASDAQ | 通信 | 43.90% |
6 | 9242 | メディア総研 | マザーズ | サービス | 33.80% |
7 | 6430 | ダイコク電機 | 東証1部 | 機械 | 29.60% |
8 | 4490 | ビザスク | マザーズ | 通信 | 28.90% |
9 | 7036 | イーエムネットジャパン | マザーズ | サービス | 27.10% |
10 | 3628 | データHR | マザーズ | 通信 | 25.80% |
今週は、地合いとしては、菅総理が総裁選への出馬しない意向を発表したことにより週末は日経平均株価が大いに上がりましたね。
夜間先物も続伸していることから来週にかけてもまだ上がるのではと思っております。
ただし、騰落レシオを見てみると短期目線では上げすぎ感満載となっておりますので、少しばかり警戒は必要かと思います。
今週の新興銘柄は日経平均の上げとは裏腹にマザーズ指数が9月に入って後半下げていることにより、値下がりしている、もしくは大きく伸びない銘柄も多かった印象です。
そういった日経平均とマザーズとのギャップがある間は大型株の方に妙味はあるかもしれません。
勢いのある指数に関連する銘柄に乗る方が楽に儲かりやすいという意味です。
その後そのギャップが埋まり始めるタイミングで新興銘柄の次の買い場となる気がします。
それでは上位5銘柄については、さらに詳細をご紹介いたします!
目次
第1位 8103 明和産業
■四季報情報
【URL】https://www.meiwa.co.jp/
【決算】3月
【設立】1947.7
【上場】1973.4
【特色】化学品、樹脂主体の中堅商社。炭素製品、難燃助剤などで高シェア。中国での潤滑油販売にも強み
■値上がり要因等
・時価総額437億円
・2022年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比3.2倍の10億円となり、通期計画の26億円に対する進捗率は38.6%に達したと発表。
・今期経常を4%上方修正(配当も93円増額)したと発表。
■日足チャート

驚異的な増配を発表し、3日連続(寄らず)のストップ高となっており、金曜日夜間のPTSでも+16.52%と凄まじい値上がりを見せています。
金曜日の値幅制限が4倍となり株価は1日でなんと、+61.82%の値上がりでした。
来週月曜日は寄り付くでしょうが、そこからの乱高下に注目したいところ。
第2位 3936 グローバルウェイ
■四季報情報
【URL】https://www.globalway.co.jp/
【決算】3月
【設立】2004.10
【上場】2016.4
【特色】就活・転職口コミサイト『キャリコネ』が柱。企業向けクラウド開発、ライセンス販売も展開
■値上がり要因等
・時価総額119億円
・1対5の株式分割を発表。
・2022年3月期通期の最終利益予想を29.5%上方修正したと発表。
■日足チャート

明らかな仕手株化している銘柄ですね。
ここまで乱高下する銘柄も珍しい。深追いは禁物と思います。
第3位 6335 東京機械製作所
■四季報情報
【URL】http://www.tks-net.co.jp/
【決算】3月
【設立】1916.2
【上場】1949.5
【特色】最古の新聞輪転機メーカーだが祖業苦戦。デジタル印刷機など新分野育成による構造転換急ぐ
■値上がり要因等
・時価総額136円
・ジアインベストメントファンド及びアジア開発キャピタルによる大規模買い付け行為に対し、既存株主に新株予約権を無償で割り当てる買収防衛策を10月下旬頃に開催予定の臨時株主総会で諮ると発表。
■日足チャート

買収防衛策に好感買いが入っているようですが、金曜日は下落していますね。
第4位 6898 トミタ電機
■四季報情報
【URL】https://www.tomita-electric.com/
【決算】1月
【設立】1960.2
【上場】1995.12
【特色】フェライト主力の電子部品メーカー。産業用小型品に特化。業容改善図り中国へ生産の大半移管
■値上がり要因等
・時価総額18.2億円
・2022年1月期第2四半期累計の連結経常損益を従来予想の1300万円の赤字→8200万円の黒字に上方修正(黒字に浮上)したと発表。
■日足チャート

上方修正要因としては、中国市場の情報通信向けの需要が大幅に拡大し、国内外で設備関連需要に回復が見られたことや半導体製造装置向けが好調に推移したこと等だそうです。
第5位 3807 フィスコ
■四季報情報
【URL】http://www.fisco.co.jp/
【決算】12月
【設立】1995.5
【上場】2006.6
【特色】金融情報が柱。持分会社傘下に暗号資産取引所『Zaif』。ネクス、CAICA、クシムと親密
■値上がり要因等
・時価総額113億円
・2021年12月期業績の純利益を6.5倍上方修正(8億7,300万円→56億8,400万円)したと発表。
■日足チャート

上方修正要因としては、「クラブフィスコ」の売上が前期比で引き続き伸長しているほか、フィスコブランドを活かしたサイトの広告収入が、さらに好調に推移していること等だそうです。
その他情報
今週の値上がり率ランキングの10位以下は、
+20%以上⇒14銘柄
でした!
おわりに
今週の相場は皆さんいかがでしたでしょうか。
8月の下落の底付近で買い仕込みができた方は買値から+10%程度になっている方もたくさんいるかもしれませんね。
一方で私と同じようにその下落期間に手放し、今の指数の上げを呆然と見てる人は、今から買うのか?遅くないか?またタイミングずれていないか?と
なかなか難しい頃合いだと思います。
おそらくこの波長のズレはもう一周ズラすと合い始めると思うのでもう1ターン待つのも手かと思います。
今年もまだ3分の1残っているので、焦らずチャンスをじっくり見定めましょう。
そして、今の不安定な相場ではメンタル面の強化も必要ということで、兼業投資家の自己コントロールについてについては、以下の記事をご覧ください♪
それでは、今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!