
こんにちは!こっちーです!
今回は株式投資に関するアノマリー(4月~6月編)について話したいと思います。
目次
そもそもアノマリーとは?
市場において、過去の経験則(結果)から想像できる中で高確率で起きること。
※具体的な根拠が薄いのがポイントであり、あくまで、知っていて損はない、という程度のこと。
アノマリー自体は毎回当たるものではなく、決して合理的ではないものの、
知識として仕入れておくことで投資パフォーマンスが向上する可能性があります。
それでは、僕が個人的に面白いと感じた株式投資に関する月別のアノマリーをご紹介します!
アノマリー(4~6月期)
4月:4月効果/新年度効果
5月:セルインメイ
6月:開放的になりやすい
4月:4月効果/新年度効果
日本では新年度となる企業が多い1年の節目となる4月は、新規投資の資金が市場に流入してきて、株高を生むと言われています。2-3月のアノマリーにある「節分天井彼岸底」で逃げていた資金が再度市場に戻っていくことも影響しているとも言われています。
しかし、上旬にかけて天井をつけやすいと言われ、そのあとは後半に向けて決算発表とゴールデンウィークを意識した売りが出やすいと言われています。
GWの長期連休や本決算は投資家が意識しやすいイベントなので後半にかけて手仕舞い売りとなる訳です。
4月上旬に日銀短観が出ますので、状況に応じて利益確定は早めに行う方が良いかもしれません。
長期的な資金流入とはならないため、IPO関連銘柄への資金流入が起こりやすい月とも言えます。
5月:セルインメイ
5月の有名なアノマリーとして「セルインメイ」というものがあります。
セルインメイは米国株のアノマリーであり古くから言われているものであり、「5月に売れ」という意味です。
その後、「9月までは買いを控えよ」「10月に戻ってこい」というようなことも言われています。
日本では、GWが絡んでくるので、その前後は相場が荒れることが多いです。
日本は長期連休ですが、海外は相場が開いているので、その間に相場全体に悪影響を及ぼす事態が起きても日本株のポジションは動かせないことや、休暇中に相場が気にならないようにと事前にポジションを整理するのも一般的な考え方です。
また、1年を半年ずつ2つに分けた際に、相場では以下のことがよく言われます。
2つのサイクル
・ 5-10月は下落サイクル
・11-4月は上昇サイクル
上記のことからも、5月から秋あたりまで買いを控えるのは合理的と考えられています。
6月:開放的になりやすい
これにはボーナスの支給が大きく関わっており、証券会社を始め金融業界はその資金を獲得すべく「株高」を演出するとのこと。株高となると、利益を上げるためにボーナスを入金する人も増えるという訳ですね!
また、6月は夏のバカンスを控えて国民(投資家)のテンションも上がりやすくなることから、気分が開放的になり、売買も活発化すると言われています。
おわりに
今回は、株式投資に関するアノマリー(4~6月編)をお伝えしましたが、いかがでしたか。
4月の株高で上手く乗って、下旬にはセルインメイを警戒して早めにポジション整理をし、5月の決算期の好業績銘柄の押し目を拾っていくようなスタンスがベストかと思います!
ご覧いただきまして、ありがとうございました!