
こんにちは!こっちーです!
今回は、2021年注目テーマ(銀行API関連)について話していきたいと思います!

・・・解せぬ(´ε`;)

ですよね~(笑)
今回もきちんと言葉の定義から説明していくね♪
目次
銀行APIとは?
銀行APIを説明する前に、そもそもAPIについての定義をお伝えします!
以下のとおりです。
アプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface)の略であり、広義ではソフトウェアコンポーネント同士が互いに情報をやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。
APIには、サブルーチン、データ構造、オブジェクトクラス、変数などの仕様が含まれる。APIには様々な形態があり、POSIXのような国際標準規格、マイクロソフトのWindows APIのようなベンダーによる文書、プログラミング言語の標準ライブラリがある。
(出典:Wikipedia)
もっと簡単にいうと、あるソフトやアプリのデータや機能を他のソフトやアプリで利用するための仕様のことで、最近は、オープンAPIといって、他企業が自社のデータや機能を閲覧、利用可能できるように開放する動きが出始めています。
そして、銀行APIというのは、銀行の管理するデータや機能を他企業へ開放する、銀行のオープンAPIのことです!
2018年6月に金融庁が銀行法を改正したことによって、昨年には全銀行の約95%がデータを開放することに同意したため、2021年に様々な事業者が銀行のビックデータを使い、新たなビジネスをスタートする、つまりは、銀行API普及元年となると言われています。
銀行APIのメリットとは?
銀行APIのメリットは以下のとおりです。
メリット
・様々な金融サービスを、銀行だけではなくフィンテック企業等の第三者が提供できるようになる
・上記のメリットから金融業界全体の活性化に繋がる
・今まで銀行にしか使用できなかったデータや機能を活用し、革新的なサービスや生まれる可能性が高くなる
大きく分けるとこの3つです!
既に利用されているサービス
現在、すでに銀行APIを活用したサービス展開をしている事業者もたくさんいます。
どういったサービスがあるのかについて、いくつか以下にまとめます。
導入サービス
・金融機関向けに、顧客である法人企業のキャッシュフローの動きや業績動向をオンライン上で閲覧可能にするツールの開発
・法人口座と勤怠管理システムと連携し、最短即日給与入金を実現
・金融庁から銀行代理業の許可を得た本業が金融業以外の企業による銀行サービスの提供

銀行以外の会社が銀行のようなことをしたり、逆に銀行以外の会社が銀行へ新たなサービスを提案したり、色々活用できるんだね!

そうそう!特に上場して間もない新興企業で、そういった新製品開発やサービス提供開始のIRが年内にたくさん出てくるかもしれないね^^
関連銘柄について
それでは、何銘柄か関連銘柄をご紹介します♪
3994 マネーフォワード
■四季報情報
【URL】https://corp.moneyforward.com/
【決算】11月
【設立】2012.5
【上場】2017.9
【特色】個人向け家計簿アプリ『マネーフォワードME』と法人向けの会計・人事クラウドが2本柱
■補足
・時価総額2,337億円
・クラウド上での会計、確定申告、請求書作成、給与計算、経費精算等が実施可能な様々なサービスの提供
■日足チャート
4478 フリー
■四季報情報
【URL】https://corp.freee.co.jp/
【決算】6月
【設立】2012.7
【上場】2019.12
【特色】クラウド型会計・人事労務ソフトを開発。主要顧客は個人事業主や中小企業。自動化機能に特徴
■補足
・時価総額5,020億円
・クラウド会計ソフトfreee有効事業所数100万事業所突破
■日足チャート
3626 TIS
■四季報情報
【URL】https://www.tis.co.jp/
【決算】3月
【設立】2008.4
【上場】2008.4
【特色】独立系SI大手。クレジットカードなど決済向け強い。傘下に旧コマツ・旭化成系システム会社
■補足
・時価総額5,494億円
・金融機関のオープンAPI導入を支援するクラウド基盤サービス「ROUNDAHEAD for API」を提供
■日足チャート
4284 ソルクシーズ
■四季報情報
【URL】https://www.solxyz.co.jp/
【決算】12月
【設立】1981.2
【上場】2001.7
【特色】SBI社が筆頭株主のSI会社。信販、証券など金融業界が主顧客。クラウド事業を本格推進社
■補足
・時価総額130億円
・一般会計・支払管理・債務管理などを横断し、細部まで追跡できるトレーシング機能を付与した経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」を提供
■日足チャート
2158 FRONTEO
■四季報情報
【URL】https://www.fronteo.com/
【決算】3月
【設立】2003.8
【上場】2007.6
【特色】法的訴訟時の証拠保全へ電子データ収集、分析等のリーガルテック事業が柱。AI活用事業育成
■補足
・時価総額245億円
・AI エンジンを API で提供する 「KIBIT – Connect」を提供(横浜銀行等で導入)
■日足チャート
※これら5銘柄は現時点で関連銘柄となっている銘柄であり、今後様々な業界の企業が関連銘柄となり得ます。
おわりに
今回は、2021年注目テーマ(銀行API関連)について話してきましたが、いかがでしたか?
関連銘柄は、どれも2000年以降に上場した企業で、直近IPOでも関連銘柄がいくつかありますね^^
今年中に、思いがけない企業が関連銘柄となる可能性も秘めているので楽しみですね♪
銀行のアナログ文化が根強い日本にとっては、世界から遅れをとっているジャンルですので、今後巻き返しが起きるよう期待したいところです٩(ˊᗜˋ*)و
ご覧いただきまして、ありがとうございました!