
こんにちは!こっちーです。
本記事では、「株式投資の始め方とは?」について、誰にでもわかりやすいように簡単に解説します!
目次
株式投資とは?
株式投資を始めるにあたって、初心者の方、これから始めたいと思っている方のよくある疑問点について、まずは解説していきます。
そもそも株式投資って何?
株式投資とは「株式」と「投資」という二つの単語を組み合わせたものです。
それぞれの単語の意味は以下のとおりです。
株式と投資
- 株式 ➡ 株式会社の構成員としての地位や権利のこと
- 投資 ➡ 将来的に資産を増加させるために、今ある資産を出資する活動
組み合わせると、株式投資は以下の定義となります。
株式投資
- 株式投資 ➡ 将来的に資本資産を増加させることを目的として株式会社へ出資し、株式会社の構成員としての地位や権利を得ること
株式投資って怖くないの?
よくメディアを通じて「投資は怖い」という印象を持ったことのある人は多いかもしれません。
しかし、投資には様々な種類があり、低リスクなやり方から高リスクなやり方まで様々なので一概には言えませんが、
投資をしている人の中には大きなリターンを求めて高リスクな投資ばかりを行い大損する人や、「投資詐欺」等に合い騙されてしまう人等、実際に怖い思いをしている人がいるのは事実です。
そこで重要なのは、「正しい知識を身に付け身の丈に合った投資方法でやる」ということに尽きます。
一見難しそうな株式投資ではありますが、参考書であったり、ネット上でも初心者向けのサイトやBlog等は多数存在しているので仕事の通勤時間や隙間時間等でも学ぶことができる時代なので、まずは怖さを払拭するための武器である「正しい知識」をきちんと身に付けることから始めるといいでしょう。
株式投資は誰でもできるの?
結論、できます!
ひと昔までは、実際に証券会社出向いて1つひとつ注文を行う必要がありましたが、
現代ではネット証券会社も多数存在しており、無料で開設し手持ちのお金を入金するだけで誰でも気楽に始めることが可能です。
株式投資を始めるメリット・デメリット
株式投資とは何か?について解説しましたが、そもそもメリットがないとやる意味がありませんよね。
そういった疑問についても以下に解説します。
株式投資を始めるメリット
投資先の企業の業績が伸びると主に以下のような利益を得られることがメリットとなります。
株式投資のメリット
- 値上がり益(キャピタルゲイン)
- 配当金(インカムゲイン)
- 株主優待
要は、株式会社へ出資することで、企業はその出資金を基に自社の事業を大きくするために設備投資、商品開発、人材確保等を行うことで業績を伸ばし、その結果増えた一部の利益を出資者へ分配するという流れなのです。
ちなみにそれぞれを少し解説すると
値上がり益(キャピタルゲイン)
値上がり益(キャピタルゲイン)は、自身が購入した株式を購入した時よりも高い値段で売却できたときに得られる利益のことです。
まず、株式を購入するときの値段ですが、株式会社の価値=「時価総額」という基準で測ることができ、その時価総額は「株価」×「会社の発行済み株式数」で決まります。
その「株価」が株式を購入するときの値段となります。
■株価推移イメージ
「株価」は、上記の図のグラフのように日々変動しており、世界情勢や国内の政治・経済・社会の動向、当然その会社の業績等によって大きく変動したりします。
よって、今後より業績が伸びるだろう(株価も比例して上がるだろう)と思える企業の株式を購入することで、将来思い通りに株価が上がったところで売却すれば大きな利益を得ることが可能になります。
値上がり益(キャピタルゲイン)の良いところは少額投資であったとしても、将来的にその企業がとてつもなく大きく成長を遂げればかなりの値上がり益をえることができるというところです。
実際に株式を保有してから数年で株価が数十倍に値上がりする銘柄も存在します。
配当金(インカムゲイン)
配当金(インカムゲイン)とは、値上がり益(キャピタルゲイン)とは異なり、企業が株主(株式を保有している人)に対して還元するお金のことです。
企業側からするとよりたくさんの人に出資してほしいですし継続して出資し続けてほしいと思っています。
ただ無償で保有し続ける人は多くないでしょう。
そこで企業側は株主であり続けるメリットを提示します。その1つが配当金(インカムゲイン)になります。
株主は、株式を保有しているだけで年間1、2回程度、保有額の数%程度のお金を得ることができます。
要は「不労所得」というものに該当します。
大体4%程度の配当金(インカムゲイン)を出している企業は「高配当銘柄」と言われます。
ただし、この利益享受は当然ながらたくさん保有していなければ大きな利益を得られません。
例えば100万円分保有していれば年間4万円しか得られませんが、1億円分保有していれば年間400万円(日本のサラリーマンの平均年収程度)も得ることができます。
株主優待
株主優待は配当金(インカムゲイン)と同様に株式を保有しているだけで得られる利益の1つです。
配当金(インカムゲイン)と異なるところは、直接お金が還元されるのではなく、その企業に関連する商品や割引券、QUOカード等の様々なものが得られるという点です。
少額投資であっても得られるものもたくさんあるので、資産を大きく増やす目的以外で、「少しお得にあんる」程度のものを得ることを目的としている人向けかもしれません。
株式投資を始めるデメリット
株式投資を始めるデメリットとして一番大きいのは、メリットの逆で投資先の企業の業績が悪化し利益を得られず逆に損失を被る場合です。
その他、投資先を決めるため、もしくは売却時期を決めるため等にかかる分析時間の確保が必要である点も「投資そのものが好きではない人」にとってはデメリットになるかと思います。
株式投資の始め方
株式投資を始めるメリットがデメリットを上回ると感じていただいた方については、是非株式投資を始めていただきたいと思います。
そのために、始めるためのやり方について、簡単に解説していきます!
証券口座(無料)を開設しましょう
株式投資を始めるためには、証券会社にて証券口座を開設する必要があります。
ここに少しハードルを感じる人がいるかもしれませんが、銀行口座のように無料で開設できるだけではなく、現代はネット証券が主流でありネットからの申し込みのみで開設することが可能です。
そして株式投資は口座開設完了後に各証券会社のサイトやスマホアプリへログインするだけで始めることができます。
証券口座に資金を入金(少額でもOK)
株式を購入する場合、基本的に100株単位での購入となります。
株価は数百円~数千円程度の銘柄がボリューム層なので、仮に株価100円の銘柄を100株購入する場合、1万円を証券会社へ入金する必要があります。
LINE証券等は1株単位で購入することが可能なミニ株を採用しているため、数百円から気楽に始めることが可能ですので、試しに少額で始めたい人にはおススメです。
実際に売買してみましょう
株式を購入する流れは以下の3ステップです。
株式購入までの流れ
- 購入する銘柄を決定する
- 購入する枚数を決定する
- 証券会社毎に決められている購入方法に従って実際に購入する
■一般的な株式投資の売買イメージ
初めて購入する場合は、何を買えばいいのか全くわからず悩むことでしょう。
上記の図のようにパソコン等の端末を何台も眺めて難しい分析をしないと銘柄選定ができないイメージをお持ちの方も多いと思いますが、そんなことはありません。
まずは馴染みのある企業の中から選んでみたり、前述している株主優待の中で欲しいものがあれば、そういう目線で選定するのもアリかと思います。
実際の購入作業はスマホアプリでも数分もかからないので非常に簡単ですよ。
株式投資で成功する(失敗しない)コツ
株式投資を始めるからには、できれば失敗せずに資産形成をしていきたいですよね。
そのためのコツを解説します。
中長期的な目線で考えましょう
株式投資は短期的にたくたん売買するよりも長期目線で保有している方が配当金(インカムゲイン)はもちろんのこと、値上がり益(キャピタルゲイン)も得やすいと言われています。
それは前述のとおり、株価は日々変動するので、数分、数時間、数日程度の単位だと自身が買ってから一時的に大きく下がることは珍しくはありません。
しかし、保有している銘柄が今後大きく成長する場合、長い目でみれば株価は右肩上がりに上がっていく可能性が非常に高いです。
短期的には企業の業績に問わず、世界情勢の悪化等によって全体的に値下がりしてしまう局面はどうしても訪れてしまうため、基本的に短期目線での投資は難易度が高いのです。
まずは少額からチャレンジしましょう
株式投資に限った話ではないですが、実力相応のやり方が望ましいと言えます。
知識や経験が乏しい間からいきなり数百万円、数千万円と多額の資金を投資したとして、ビギナーズラックはあるかもしれませんが、基本的には大きな利益をもたらすとは思いません。
まずは少額から初めて、少々の損失は勉強代と思い経験を重ねることを優先し、ある程度少額ずつでも勝てるようになってから徐々に入金額を増やしていくことを強くおススメします。
私自身いきなり大金を投資して大失敗した経験があるため、これは実体験からも言える話です(※本当に無茶な投資はやめましょう 笑)
自分に合った投資方法を選んでみましょう
そして重要なのが、自分自身が何のために投資をするのかという目的のところです。
大きく資産を増やしたいのか、既に資産はある程度あるので安定した不労所得を得たいのか、少額で少しお得になる程度で低リスクな投資をしたいのか等々。
目的が明確化すれば、次に重要なのは、現状を見極めることです。
今どんな立場なのか、どれくらい投資に資金を回せるのか等ですね。
例えば極端な例を挙げると妻子持ちで子供がまだ幼く住宅ローンを組んだばかりで貯金が500万円あるとして、500万円全額を証券会社へ入金するのは馬鹿げていると言いますか、客観的に現状が見えていない状態と言えます。
端的にいうと、リスクの取りすぎです。

どうせ値上がり益で大金を得るためには、そもそも保有する枚数を増やすべきだから貯金をありったけ突っ込んだ方がいいでしょ!
というような考えになってしまう人が割と初心者にいるのですが、こういった考えは非常に危険です。
何度も申し上げるように、株価は日々変動しており、短期的には大きく値下がりする場合も頻発します。
だからこそリスクの取り方も身の丈にあった方法を選び、地道に知識を付け、経験を積んで少しずつ資産を増やすのが絶対的なセオリーなのです。
入金額を増やしたい場合は無理をしてまで貯金を切り崩すのではなく、本業の年収を上げるために出世する、資格取得する、転職する、副業を始める等、別の方向で収入を増やしてから入金額を調整することをおススメします。
株式投資の始め方まとめ
いかがでしたでしょうか。
今までの解説した内容をざっくりとまとめると以下になります。
株式投資の始め方まとめ
- 株式投資は、将来的に利益を得るために株式会社の株式を購入し、株主となり様々な権利等を得ること
- 株式投資は、誰でも無料で証券口座を開設し始めることができる
- 株式投資は、始めは身の丈にあったやり方で始め、知識を付けながら経験を積み重ねて徐々に利益を積み重ねていくことがセオリーである
将来を見据えて貯蓄による資産形成を目指すだけではなく、是非、株主投資を始めることで更なる資産増加を目指して挑戦してみてください。
その勇気ある第一歩が将来を豊かにすることにきっと繋がることでしょう。
最後に初心者必見の株式投資に役立つおすすめ本ランキング一覧記事を載せておきます。