
こんにちは!こっちーです。
今回は、2022年の大本命メタバース関連銘柄5銘柄をご紹介したいと思います。
目次
メタバースとは?
まずは、メタバースって何?について解説します。
メタバースの定義については、以下のように記されています。
NFTとは?
・コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。
・日本における意味合いにおいては基本的にバーチャル空間の一種で、企業や2021年以降新たに参入した人々が集まっている商業的な空間が主にそう呼ばれる。
(出典:wikipedia)
定義を記載しましたが、明確に決まったものはなく、仮想空間というとバーチャル空間やVR等も同義になりますね。
メタバースという言葉の由来
単語の由来については以下の2つの単語の組み合わせた造語と言われています。
・meta(メタ):超越
・universe(ユニバース):宇宙
※言葉そのものは、SF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表したサイバーパンク小説『スノウ・クラッシュ』に登場する架空の仮想空間サービスの名称として使用されたことがきっかけのようです。
メタバースの始まり
メタバースの始まりというと所説あるようですが、1982年に公開された映画「トロン」にて、「コンピュータの中に異世界がある」という描写になっていたことが始まりであると言われています。
その後、映画でいうと1991年公開の「マトリックス」、日本映画では2009年公開の「サマーウォーズ」等が同様の異世界をテーマとした内容になっています。
また2020年リリースのゲームで大人気となった任天堂の「あつまれ どうぶつの森」もメタバースをテーマにしたものと言えますね。
メタバース市場
メタバースの市場規模
米国ブルームバーグのメタバース市場予測(2021年12月1日公開)によると、2020年時点の市場規模は日本円にして約56兆円。
2024年には約1.6倍にまで急成長する見込みであるとのことで、まさに世界中で大注目のセクターであると言えます。
メタバースはなぜ注目されるようになったのか?
ここ数年で急に注目されるようになったメタバースですが、なぜここまで注目されるようになったかというと、その理由は以下のとおりです。
ポイント
・新型コロナウイルスの拡大による社会構造の変化
➡対面のセミナーや娯楽イベントが開催ができずオンラインでの開催、一般会社員の勤務体系も在宅勤務に切り替わりウェブ会議等の非接触型のコミュニケーションツールを活用することが増える等
・仮想現実(VR等)関連技術の進歩及び5Gの本格普及による通信スピードや半導体の処理能力の向上
・米国のFaceBookが2021年10月のカンファレンスイベント「Connect 2021」で、社名をメタ・プラットフォームズに変更してメタバース企業への移行を目指すと表明したことによる話題性
これらがタイミングよく重なったことにより、急激にメタバース市場が広がっていきました。
日本株のメタバース関連銘柄について
それでは、メタバースという概念についてはご理解いただいたと思いますので、ここからは日本株の関連銘柄についてご紹介していきたいと思います♪
今回、数多くある関連銘柄の中からご紹介する銘柄は以下の5銘柄です。
関連銘柄一覧
・3632 グリー
・3083 シーズメン
・3976 シャノン
・6554 エスユーエス
・7063 Birdman
3632 グリー
■四季報情報
【URL】https://corp.gree.net/jp/ja/
【決算】6月
【設立】2004.12
【上場】2008.12
【特色】携帯ゲームSNS『GREE』運営から、スマホゲームが主軸に。メタバース事業にも力点
ポイント
・2021年8月、メタバース事業に参入すると発表(バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」をメタバース事業と位置づけ直し投資強化)
➡REALITY XR cloudは、仮想空間内で行われる音楽ライブ、展示会、上映会などを実現するためのカスタマイズ可能なクラウドソリューションを展開
当社はその他にもVTuber プロデュースも行っているため本格的にメタバース事業に注力していくと見られ、今後もセクター関連として注目していきたい銘柄です。
3083 シーズメン
■四季報情報
【URL】http://www.csmen.co.jp/
【決算】2月
【設立】1989.3
【上場】2007.8
【特色】アメカジと和柄業態をSCに展開。ファッションビル軸のアパレル買収などM&Aに意欲的
ポイント
・2021年10月、業務提携を通じ「メタバースファッション事業」に進出すると発表
➡メタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック」を新設し、同年12月にはファッションブランドのメタバース参入支援を行う「ポリゴンテーラーインポート」事業を開始すると発表
・株式会社ポリゴンテーラーおよび株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングへの資本参加
➡今後、より多くのファッションブランドや企業に対してメタバース進出に関する企画や3D モデルの制作サービスを拡大することが可能
当社は、メタバースファッション事業に注力しており、業績において現在赤字ですが、直近の決算では赤字縮小かつ通期では4期ぶりの黒字化を計画しているとのことで順調に売上を伸ばせれば資金流入及び株価の大幅上昇の可能性もあるため注目です。
3976 シャノン
■四季報情報
【URL】https://www.shanon.co.jp/
【決算】10月
【設立】2002.4
【上場】2017.1
【特色】営業活動に必要な情報を管理・運用するクラウドサービスが柱。イベント等管理システムも
ポイント
・2021年11月に3DCGでバーチャル展示会を実現できるメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」の提供開始すると発表
➡3Dのバーチャル空間での展示会であり、その空間内において新しい企業を発見したり、企業の説明員と音声で会話が可能(「シーコン・メタバース EXPO2022」、「AppExchange Virtual EXPO 2022」に採用)
➡2022年4月1日付で全省庁統一資格を取得(官公庁や地方自治体から多くの興味関心や問い合わせが殺到したことによる)
当社は、メタバース事業を開始したこともそうですが、上場して5年目で2019年度に黒字化して以降、黒字を継続し、売上も順調に伸びていることからも注目です。
創業社長もまだ若く、これからも順調に増収増益基調で伸ばしていければ、現在の株価よりもずっと上を目指せるポテンシャルはあるのではないかと期待しています。
6554 エスユーエス
■四季報情報
【URL】http://www.sus-g.co.jp/
【決算】9月
【設立】2000.1
【上場】2017.9
【特色】開発系技術者派遣・請負とERP導入等のコンサルが2本柱。XR、AI事業重視へ戦略シフト
ポイント
・子会社がアバターを活用したバーチャルオープンキャンパスを開始(京都芸術大学と共同)
当社は、どちらかというとAI関連銘柄として取り上げられる銘柄ではありますが、子会社がメタバース関連施策を展開していることからメタバース関連としても資金流入していると思われます。
業績も良く、2021年11月には大相場があったことから、今後もセクター全体としての資金流入と好業績が相まって再び大きく値上がりする可能性もあるため注目です。
7063 Birdman
■四季報情報
【URL】https://birdman.tokyo/
【決算】6月
【設立】2012.7
【上場】2019.3
【特色】販促、ブランディング支援を展開。広告の企画立案から制作まで内製化。21年エンタメ事業開始
ポイント
・2021年12月にソフトバンク 傘下のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズと新しいデジタルコンテンツの創出を目的とした業務提携契約を締結
➡新たなバーチャル体験が可能なデジタルコンテンツを企画・制作するサービス「さわれるライブ 5D LIVE」の提供を開始
・エンターテインメント事業に特化した子会社「Entertainment Next」を2022年7月1日に設立すると発表
当社は、新たに子会社を設立するということもあり、国内に限定せず海外を含めたアーティストと新たなエンターテインメントのかたちを創出していくとのことから今後の成長が期待できます。
2023年6月期から連結決算に移行するということもあり、今後の売上、利益の増加にも期待したいところです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
2021年より注目テーマとなり、2022年になりより注目度が増してきたメタバース関連銘柄についてご紹介させていただきました。
メタバース関連事業を開始を発表する企業も続々と増えてきそうですが、ホンモノか否かの見極めは必要だと考えます。
直近では、一過性の値上がりを狙い、コロナ対策関連事業開始のIRを発信したものの実態は大したことをしていなかったというような悪質な便乗をする新興企業も多数ありますので、その際に高値掴みにならないように注意が必要です。
ただ、上記でご紹介した銘柄のように本格的に事業参入をして急成長していく企業もたくさん出てくることも間違いなので、きちんと分析し銘柄選定していただければと思います!
最後にメタバースとの親和性の高いNFT関連銘柄の紹介記事も置いておきますので、あわせてご覧いただければ幸いです。
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【2022年の大本命】NFT関連5銘柄紹介!!
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今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!