
こんにちは!こっちーです。
今回は、やってしまいがちな後悔する売買について話したいと思います。
皆さんも投資を始めてから、個別株に投資したことがあるのであれば、後悔した売買って必ずありますよね?
僕もたくさんあります(笑)
この記事では、実体験を基に反面教師にしていただくためにも、そういった後悔に繋がる売買についてご紹介したいと思います♪
目次
株式投資における後悔する売買5選
僕が特に後悔した売買5選は以下のとおりです。
後悔する売買5選
➀話題の銘柄の急騰中に買ってしまう
②高値から大きく下がった銘柄を単純にまた元に戻るだろうと思い買ってしまう
③チャンスと思える銘柄が出てきたが買付余力がなく買えない
④保有中の銘柄を他の人の意見を鵜呑みにして保有を継続する
⑤逆指値の位置を頻繁に変えてしまう

それでは、順番に解説していきます^^♪
➀話題の銘柄の急騰中に買ってしまう
これについては、投資系のサイト、メディア、SNS等で銘柄を取り上げられていて、投資系のインフルエンサーが保有している等で話題になる銘柄が毎年、毎月出てきますよね?
そういった銘柄について、個人投資家の心理は以下のようになっているのではないでしょうか。
・話題になっているからこれからも上がり続けそうだ
・何を買ったらよいかわからないから話題になっている銘柄をとりあえず買っておこう
・早く買わないと乗り遅れてしまいそうだ
主にこれらかと思います。
上記2つは、投資初心者のうちはありがちですが、しばらく続けていると気を付けられるようになったり、銘柄選定を自分できちんとするようになってからは、そういった心理にならない人もたくさんいると思います。
しかし、3つ目だけはしばらく売買歴がある人でも陥りやすいのかなと思います。
その理由は、
・自身が選定した銘柄が話題株と重なる場合、早めに保有しないと!という気持ちなる
絶対に保有したいと思える自身で選定した銘柄がある場合、話題株であり、株価がどんどん値上がりしていると、急騰している状況を冷静に判断することよりも保有欲が高まってしまい、高値で買ってしまう。
そのようなことは今でも僕もたまにやってしまいます…。
後悔するポイント
このケースの後悔するポイントは、
・自身が買った直後に暴落する
これです!(笑)
大体自身が買わないとまずい「持たざるリスク」を感じるポイントって、他の人が感じるところと≒だと思っています。
大衆心理ということです。
だいたいそのポイントで買ってしまうと、それを逆手にとった大口により反対売買が実施され、直後にダラダラ下げ始めたり、一気に暴落なんてことも少なくありません。
どうすればよかったか?
どうすればよかったか?については、
・利益をあげることよりも、損しないことを強く意識する
これに尽きます。
多くの人は、利益をあげるためにはできるだけ安く買うべきであることは理解しています。
高値で買えば買うほど、売却時の利益は減るからです。
それは覆らないですし不変です。
逆に高い位置で買った場合、株価が下がれば大損する可能性が高まることを知っているはずです。

おいていかれたらどうしよう・・・
ではなく、

今買って下がったらどうしよう・・・
を強く意識できるように、意識改革が必要となります。
そうすることで、確かにたまに大きな利益を逃すことはあるかもしれませんが、
結構な確率で起こりそうな含み損を抱えるケースを避けることが可能になります。
銘柄は多数あり、毎日のように好材料が色んな銘柄から出ますので、落ち着いて色々な銘柄に目を向けることで、その目の前の1銘柄への強い執着心を逃すことができると思います。
②高値から大きく下がった銘柄を単純にまた元に戻るだろうと思い買ってしまう
これは、新興銘柄だと特に後悔に繋がるケースが本当に多いと思うので注意が必要です!!
例えば1万円の株価だった銘柄が8千円まで値下がりしていると、また1万円に戻りそうと思ってしまいませんか?
そういった銘柄について、個人投資家の心理は以下のとおりです。
・業績も良いし、また上がるだろう
・チャート見ると凄く下がっているしチャンスに思える
主にこれらかと思います。
確かに高値から大きく下げていて、且つ今期や来期以降の業績予想も良いことを考えるとまた上がるのでは?と安易に考えてしまいそうです。
後悔するポイント
このケースの後悔するポイントは、
・買ってからも株価が戻らず、そのままズルズルと株価が下がり続けてしまう
これですね。仕手株あるあるです(笑)
天井を付けた時点の株価は、業績以上のものを織り込む好需給による上げ、もしくは特定の大口による仕手化による上げであった場合、二度とその高値付近へは戻らないというケースもあるため、それに引っかかった場合の後悔は大きいことでしょう。
どうすればよかったか?
どうすればよかったか?については、
・以前の高値を更新する可能性(要因)について、冷静に分析してから売買を決める。
上記でもお伝えしたとおり、その高値が業績上げではない場合は下がり続ける傾向にあるため、今後の業績を考えた時に、今の株価がまだ割安水準であるか否かが重要な判断基準となります。
何となく、

何となく割安に見えるから買っとくか!
この思考だけは、絶対にやめましょう!(笑)
③チャンスと思える銘柄が出てきたが買付余力がなく買えない
これは、初心者あるある、もしくは野望が大きすぎる人あるあるだと思います。
早くお金持ちになりたい!と強く思っている人や、とにかく買わなければ始まらない!と考えている人は常にポジションをパンパンにしているのではないでしょうか。
そうすると、新たに本当に良さげな銘柄を発見しても、買う余力がなくて断念してしまうケースも多いのではないでしょうか。
そういった場合の個人投資家の心理は以下のとおりです。
・余力があるともったいない気持ちになる
・何かを保有しないと利益は生まれないのだから、次々保有するしかない
主にこれらかと思います。
昨年の3月以降は上記思考の人の方が儲かったかもしれませんので、完全否定はしませんが、長期投資となると、やはりダウントレンド時に生き残れない可能性が高いので、危険な心理状態と言えます。
後悔するポイント
このケースの後悔するポイントは、
・余力がなく保有を断念した銘柄が、そこから大幅に株価が上昇してしまう
これです!(笑)
自身が見送った銘柄が大きく値上がりした時の後悔って半端なくないですか?
僕は、それで何度も後悔した覚えがあります。
どうすればよかったか?
どうすればよかったか?については、
・以前の高値を更新する可能性(要因)について、冷静に分析してから売買を決める。
上記でもお伝えしたとおり、その高値が業績上げではない場合は下がり続ける傾向にあるため、今後の業績を考えた時に、今の株価がまだ割安水準であるか否かが重要な判断基準となります。
何となく、

何となく割安に見えるから買っとくか!
この思考だけは、本当に危険です。
どの売買においても、行う理由を明確化しない限り、再現性がなく成長に繋がりません。
要は、何となく損してしまった場合、次回も同様に損する可能性が十分にある状況といえます。
一度立ち止まって、調べる癖は必ずつけるべきだと思います。
④保有中の銘柄を他の人の意見を鵜呑みにして保有を継続する
これも、初心者あるある、だと思います。
売買理由を自ら付けられない状況の人もいますが、そういう人が該当するのではないでしょうか。
そういった場合の個人投資家の心理は以下のとおりです。
・〇〇さんが言っている(〇〇という雑誌(サイト)に載っている)から保有を続けても大丈夫なんだろう。
主にこれかと思います。
特に保有株の株価が下げており、含み損が自身の許容範囲を超えた時に、こういう誰かにすがる思いになる人も多いのではないでしょうか。
後悔するポイント
このケースの後悔するポイントは、
・自身が手仕舞いしようとしたタイミングで、きちんと売却していれば損失を少なくできた(利益を最大限伸ばせた)
これですね。
こういうことが起きると、責任を他人(自身が参考にした(信じた)人)に押し付ける人が出てきますが、全くもって無意味なことなので、絶対にやめましょう。
百歩譲って、有料コンテンツで規約に元本保証と記載がありながら損失している場合は、訴えを起こすこともできるかもしれませんが、勝手に信じて勝手に損して勝手に文句を垂れるようでは、相手に迷惑をかけるだけであり、そこから何も生まれませんし、当然損失分も帰ってきません。
どうすればよかったか?
どうすればよかったか?については、
・保有するときに、売却するタイミングや理由を事前にイメージしておく
株を買う場合、当然値上がりするだろうという見込みがあって買う訳ですよね?
つまり、上がることはイメージできている訳です。
もう一歩踏み込んで、どれくらい上がりそうなのか、そうなればそのシナリオが満たされる、もしくは崩れるのか。
そういったところまで事前に検討できれば、売却もスムーズに行えるはずです。
例えば、こんな思考になれます。
・想定してた株価に到達したが、まだ勢いが強そうなので、一旦一部を利確しよう
・想定してた材料がなかなか出ないため、このまま出ないと株価が下落する懸念があるため利確しよう
・想定してた業績(材料)どおりだが、株価が下落しているため見込み違いとして損切しよう
仮説と検証ができると、一連の流れを自身の考えの中で完結ができるため、他人に左右されなくなります。
時には自身と反対意見も取り入れることで、自身のシナリオに誤りはないか確認できるため、鵜呑みにするのではなく、あくまで参考情報として頭に入れるのは全然アリだと思っています!
↓こちらの記事も参考にしてみてください。
⑤逆指値の位置を頻繁に変えてしまう
これは、小資金の人にしか通じない話かもしれません。
小資金であれば、保有株も少ないことから、逆指値を設定して「〇〇円以下になれば成売で売却」等の設定をしてリスク管理をしている方も多いと思います。
それ自体は素晴らしいことだと思いますが、何度も指値の位置を変えることに後悔のポイントがあると思っています。
そういった場合の個人投資家の心理は以下のとおりです。
・思ったよりも含み損が大きくなってしまっているから、ここで狩られたくないので、逆指値の位置を下げよう
・含み益が大きくなったので、逆指値を買値より上に上げていこう
主にこれらかと思います。
2つ目は正直好みもあって、後悔しない人もいるかもしれません。
ただ、1つ目は逆指値を下げることによって、より損失が膨らんだ状態になる人も出てくるので要注意です。
後悔するポイント
このケースの後悔するポイントは、
・逆指値を下げた分だけ損失が膨らんだ上で逆指値にかかり約定
・逆指値を上げたところで逆指値にかかり約定後、大幅に株価上昇
これらです!(笑)
1つ目は最悪ですね。そんなことなら逆指値を動かさず、約定していれば損失を最低限に済ますことができたのに、それをしないのであれば始めから逆指値をしない方がなしなのでは?とも思います。
2つ目は僕はよく経験があって、物凄く後悔したことがあります。
一旦10数%程買値から値上がりすると、買値に戻る可能性はどんどん少なくなります。
ただ、そこで最低限の利益確保のため、どんどん逆指値を買値より上げてしまうと、その位置までは一時的に株価が下げる可能性は十分にあります。
それでいて、大相場になる銘柄は一旦ドスンっと株価を落としてから再度浮上なんてことも普通にあるため、要は、上昇過程の押し目で逆指値狩りされてしまうことになります。
どうすればよかったか?
どうすればよかったか?については、
・あまり逆指値を一度決めた位置から動かさない
特に株価が買値より下がっている場合に、逆指値を下げることは意味がないので、やめるべきだと思います。
含み益の状態の場合、本当にこれくらいの利益が最低でれば後悔しない、というポイントまで来たのであれば、その位置まで逆指値を上げても良いかもしれません。
最低限の利益確保は少なくとも大切であるからです。
おわりに
今回は、株式投資におけるやってしまいがちな後悔する売買について話しましたが、いかがでしたか?
主に実体験を基にピックアップしたので、少しでも反面教師に役立てていただければ幸いです。
よくある後悔で、あるあるだと思うので、共感いただけると嬉しいです(o^^o)♪
ご覧いただきまして、ありがとうございました!