お役立ち情報

【危険!?】信用取引で金持ちになれない理由(追証・大損)

こんにちは!こっちーです!
今回は信用取引で金持ちになれない理由(追証・大損)について解説したいと思います。

そもそも信用取引とは?

信用取引(しんようとりひき、英: margin trading)とは、金融用語の一つで、株取引において、現金や金融商品を委託保証金(いたくほしょうきん、英: margin)と呼ばれる担保として差し入れて、証券会社より借り入れて株の売買を行う投資手法のこと。
(Wikipediaより引用)

上記は少し小難しく書いていますが、

具体例を交えて簡単に言うと、仮に50万円の自己資金(保証金)の場合、証券会社よりお金を借金することで最大で約3.3倍の約166万円までの取引が可能となります。

 

 

総資産=自己資本+他人資本

ここでいう自己資金とは、自身が今持っているお金(資本)ということで、「自己資本」と言い換えることができます。

一方で、借り入れるお金(借金)は、「他人資本」と言い換えることができます。

 

レバレッジ効果

経済活動においては、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、つまり、借金をしたそのお金を含めて取引をすることを「レバレッジ」といいます。

レバレッジという言葉は文字通り、「レバー」すなわち「てこ(の原理)」からきており、
「レバレッジをかけると、少ない自己資本で本来よりもずっと大きな資本を動かせる。」という意味となります。

また、自己資本だけではなく、上記のように他人資本を導入して通常よりも大きな利益を上げることを「レバレッジ効果」といいます。

株式投資をしていると、一度は耳に入る言葉だと思います。

逆に、自己資本のみ、かつ取引金額の割合を下げて慎重に売買することで得られる少ない利益のことを「逆のレバレッジ効果」というようです。

よくTwitter等のSNSで

○○という銘柄は資金(余力)管理のため少ししか買ってない!

なんて言われているのがこれになりますね。

 

信用取引=借金

前置きが長くなりましたが、
「信用取引をする=借金をして取引をする」
ということを覚えていただければと思います。

「借金」といっても、ネット証券であれば簡単な申請のみで利用可能になるので、

借金して株取引するんだ!

なんて意識はない方もたくさんいると思います。

 

信用取引でお金持ちになれる!?

ここまでの話を聞くと、

どうせ同じ取引をするのであれば、信用取引を活用した方が早くお金持ちになれるんじゃないのかな?

なんて疑問が出てきそうですね。

実際、信用取引を使って利益を上げれば上げるほど、自己資本のみで売買をするよりも、ずっと多額の利益を得ることができます。



 

信用取引の落とし穴

多額の利益を得られる可能性がある、一方で、ここに落とし穴があります。

以下、具体例を挙げますが、ここからは株式投資で使われている言葉として、自己資本を「現物」という言葉に置き換えて解説します。

 

具体例

仮に50万円の現物があるとします。
ここでレバレッジをフル活用(以下フルレバ)したとします。
※最大値は現物の約3.3倍の資金を動かせるようになりますが、わかりやすいように3倍とします。
※税や手数料を考慮すると数値がややこしくなるので今回の例では割愛しています。
50万円×3=150万円の資金を使って売買したとして、+30%の利益が出ると45万円の利益となり、現物比+90%となります。
利益確定後の資産は95万円

またフルレバで取引します。

95万円×3=285万円の資金を使って売買したとして、また+30%の利益が出ると85.5万円の利益となり、現物比+90%となります。
利益確定後の資産は180.5万円

またまたフルレバで取引します。

180.5万円×3=541.5万円の資金を使って売買したとして、また+30%の利益が出ると162.45万円の利益となり、現物比+90%となります。
利益確定後の資産は342.95万円

たった3回の売買で、始めの資産50万円から6.859倍になります。

すごいですよね?
これなら断然、信用取引を使いたくなりますよね?

 

勝率について

でも、よく考えて見てください。

あなたは3回連続+30%も勝てますか?

%は別にしても、そもそも3回連続勝てますか?

ここが信用取引の落とし穴になります!

要は、理論上勝ち続けられるのであればフルレバで取引すればするほど、お金持ちになります。

しかし、皆さんの普段の取引戦歴と照らし合わせて下さい。

100%勝てる最強トレーダーであれば問題ございませんが、そうではない方がほとんど、いや、全員なのではないでしょうか。

 

信用取引における損失

先ほどと同様に損失のケースも具体的な数字を交えて解説すると、その落とし穴の威力がわかります(笑)

 

具体例

同様に50万円×3倍=150万円の資金を使って売買したとして、−30%の損失が出ると45万円の損失となり、現物比−90%となります。
利益確定後の資産は5万円

50万円が1回の取引で5万円になるなんて震えますよね。

その時の精神的ダメージってとてつもなく大きいんですよね。

この落とし穴の怖いところは、フルレバは資産がいくらに増えてからやっても一瞬で0にできるパワーを持っているところです。

例えば、先ほどの3回連続勝った時点の利益確定後の資産は342.95万円のところから再スタートとして4回目の取引をします。

342.95万円×3=1028.85万円の資金を使って売買したとして、4回目にして仮に−33%の損失が出ると339.52万円の損失となり、現物比−99%となります。
利益確定後の資産は3.4万円

※ここまでの下げはおそらく追証となり強制決済となります(かなり危険です)。

どうでしょう?3回連続で勝った後で、資産が6.8倍に膨れがっているところだと、さぞかし気も大きくなって無敵モードになっていることでしょう。

そんな中、今までの取引と同じ割合を1回損しただけで資産がほぼ底をつく結果となります。

これが私がこの記事のタイトルとして書いた「信用取引で金持ちになれない理由」となります。

それなら細かく−5%で損切りするなど対処すれば良いじゃないかな?

といったお声も聞こえてきそうですが、

フルレバの−5%って現物比で15%の損失ですよ。
きっと現実から目を背けて売るに売れない人も多いのではないかと思います。

続いて

それなら現物比で−5%で損切りにすれば…

なんて言われそうですが、

現物比で−5%ってフルレバでいう−1.66%ですよ。
−1.66%なんてポジション取った瞬間に到達しそうな額です。

これではポジる度に損切りになりかねません。
よって、細かく損切りの作戦もキリがないように思いますし、むしろ損切りした直後に爆上げ!なんて機会が何回も訪れて精神的にまいってしまいそうです(笑)

 

おわりに

当然、売買が上手い方の中には上手に信用取引を活用されて資産を増やしてる方が大勢いるのも事実です。

億トレと言われる方々と同様に個別株投資をしていると信用取引を駆使して短期で大きく勝ちたい欲望に駆られることはよくわかりますが、

一度反対へ株価が動けばすぐに追証による強制決済で大損が確定となる可能性も高まります。

信用取引で大きく儲けることは決して簡単なことではなく、資産を順調に伸ばしたところから一気に奈落の底へ!なんてことが普通にあり得る危険な行為であるということを改めてご認識いただけたら嬉しいです。

そもそもフルレバで勝ち続けられる方は、もっと精神的に楽に現物でも当然勝ち続けられますし、その方が心穏やかに勝ち続けられるので良いのでは?とも思いますね。

ご覧いただき、ありがとうございました。






にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村 投資ブログ 投資の豆知識へ
PVアクセスランキング にほんブログ村

-お役立ち情報
-

© 2022 Powered by AFFINGER5